【新卒】就職留年した男による就職活動のコツ5選
新卒入社をしたのがもう3年ほど前になってしまいましたが、今も就職活動の本質は変わらないと思うので、ちょっと就職活動のコツをまとめます。
というのも、私は大学4年生と就職留年の大学5年生時に2回就職活動してるんですね。
就職活動の塾みたいなのにも通いました。
今回はこの経験から得たノウハウをゆるーく共有してみたいと思います。
まぁ、読む皆さんも適当に読んで下さい。それで腑に落ちる所があれば頭に留めておくと良いでしょう。
ちなみに2年目は面接は1回落ちただけで大手2社から内定をもらっています。(もう辞めましたけど…)
就職活動の5つのコツ
早速ですが、新卒の就職活動を上手く乗り切る5つのコツを紹介していきます。志望動機の本質を知る
就職活動で恐らく最も重要なんだけど最も不可解なのが志望動機です。
「志望動機って結局何なんだよ」
って数年前にリクルートスーツに身を包んでいた私はいつも思っていました。
色々な人に「志望動機って何ですか?」って聞いたと思うんですけどね。
返って来る答えはいつも「会社に入ってからやりたいことでー」とか曖昧で月並みものでした。
だから最初は「営業がやりたいです」みたいな今思えばトンチンカンなことを言っていました。
で、ようやくとある有名な会社のお偉いさんに腑に落ちる答えを貰った時には2年目だったというわけです。
で、この答えには私も確信を持っています。
志望動機の本質とはビジネスプランのことです。
自分が会社に入ってから実現したい商品やサービスのプランのことなんですね。
具体例を挙げましょう。
まぁでもこんな感じで、「自分が社会に出た時に具体的に何を生み出したいの?」って話です。
具体的ってところがミソです。抽象的ではダメです。
商品名、商品説明、ビジュアル、可能なら利益率くらいまでシッカリと練ってパワーポイントとかにまとめるくらいすることで初めて具体的となります。
で、この商品ないしサービスのプランを何故実現したいのかを次に考えます。
そこに対して納得の答えを生み出せたら志望動機の98%は完了したと思っていいと思います。
自己PRの本質を知る
自己PRに対して多くの学生は
「自己PRって何だよ!なにすりゃいんだよ!」
と内心すごい不満を抱えると思います。
実際自己PRって言葉意味不明です。
だから
「私を物に例えるならオリガミです」
なんていうすごいお話が面接会場で生まれる羽目になるんだと思うんですね。
自己PRは実績自慢でないことは知っているかもしれませんが、かといって何をやってきたか自慢でもないです。
自己PRで語るのは「何に心を捧げてきたのか」です。
自分がこれまで何に対して思考と行動を最も多く割いてきたか。
これを面接官にアピールするんです。
毎週競馬をしている人は競馬新聞を買うでしょうし、自然と馬のことにも詳しくなります。
来週のレースではどの馬が勝つかをガチで予想するでしょう。
こうした最も時間を割いてきたことに対して次のことを考えると自己PRが形を成します。
- 何故やってるのか
- 何が楽しいのか
- 夢中になっている自分はつまり一体どういう人間なのか
- 中でも特に何が得意なのか
- 自分が工夫していることや自分だけがやっていることは何か
こうして浮彫になっていく自分の価値観や行動特性が面接官の判断材料になると考えて下さい。
自己PRはできれば志望動機に役立つものだと理想的です。
- これが得意だ → 志望動機の実現に役に立つ
- こういうことを大切にしている → 志望動機のルーツになる
こんな感じで自己PRと志望動機がハマると面白いくらい内定にスルスルと辿りつきます。
まぁそこまで完璧である必要なんて無いと思いますけどね。
念のためお伝えしておきます。
業界も会社も手広く探す
世の中色んな業界がありますし、日々様々な会社が色んな事業に乗り出している時代です。
古いものもありますが直近5年くらいで具体例を挙げましょう。
- LINEが音楽配信事業に乗り出す
- 任天堂が健康事業に乗り出す※実際世には出ないでしょうが
- タニタがゲーム事業に乗り出す
- サイバーエージェントがテレビ事業に乗り出す
- エイベックスが仮想通貨事業に乗り出す
何れも私は全く予想していなかった事業進出の形です。
今の時代どこが何やってるかなんて分かりませんし、どうなるかなんてもっと予想が付きません。
だからこそ業界と会社は手広過ぎるくらい手広く見ておくことが大切です。
業界地図と四季報を片手にインターネットを駆使して時間をかけた調査をするようにしましょう。
で、気になるところはOBOGに聞きに行くのがオススメですね。
会社のwebサイトから受ける印象って入社後と全然違うので、実際その会社にいる人の話は聞いておいた方が良いですよ。
不義理だけど面接受けまくる
すごい不義理なことを言いますが、面接は練習でたくさん受けとくことをオススメします。
面接は才能もありますが、それ以上に経験値が大事です。
私は元来喋るのが大の苦手なんです。
あがり症で声は震えるし、話の構成を瞬時に頭で練るのも全然ダメ。
途中で話の内容が反れていくことがよくあります。
本当、悲しいくらいダメなんですね。
まぁ、だから1年目の就職活動は全社全滅だったわけです。
でも、人間の慣れってすごいもので、そんな自分でも2年目になる頃には「面接は余裕だわ」と言えるくらいにまではレベルアップしてました。
なので、面接はたくさんこなしておいて損はないですよ。
苦手意識がある人ほどこれは大切なので、ぜひ億劫と臆病を乗り越えてやってみて下さい。
OBOGに沢山会う
月並みですが社会人に会いまくることは大切です。
理由は簡単。それはあなたが学生だから。
社会人には社会人の思考があって、それは大学生のものとは大きく異なります。
学生の方は社会人の思考を肌で体感しておくことが重要になるんです。
具体例を挙げましょう。
小学生の間でアニメ「妖怪ウォッチ」が流行っているとしましょう。(古い例でごめんなさい)
そこで大人がとある小学生に向かって「『妖怪ウォッチ』って何が面白いの?」って訊ねたとします。
これに対する多くの小学生の回答はこんなものだと思います。
- とにかくジバニャンが可愛いの!
- メダルをセットすると妖怪が出てくるのがカッコいいの!
でもこれ聞いて大人は「よし!ワシも観てみよう!」とはならないですよね(笑)
どっちかというと彼はもっとビジネス的な観点でその子の言うことを捉えているはずです。
「何で流行ってるんだろうなー」とか「子どもを惹きつける魅力がどこにあるのかなー」とかそんな具合です。
要するに年齢が違うから同じ素材でも興味の対象が異次元にあるんです。
学生と社会人の関係にもこのことが当てはまります。
だからOBやOGにはよく会った方がいいんですよ。
社会人と会って話せば彼らが一体何に興味があって、どういう価値観で物事を見ているのかが少しずつ分かってきます。
この体験で社会人の視点を得ることができれば、学生ならではのネタを大人が興味を持てるような形で伝えることができますよ。
新卒の就職活動は質よりも量
新卒の就職活動ってやることは少ないですよね。※今は違うかもですが
- 希望の業界と会社を見つける
- 自己分析する
- ES(エントリーシート)書く
- 面接受ける
たったこの4つです。※インターンは除きます
でも業界と会社調べるのってめちゃくちゃ時間かかりますよね。
OBOGに会うのだって移動時間を含めてそれなりの時間がかかります。
面接だって練習が必要な人も要るでしょう。
だけどこれらは行動の質で何とかできるものでもないと思うんですね。
せいぜいできて業界と会社の調査の効率化くらいでしょう。
就職活動は質よりも量だと思います。
経験が多いほど成功の確率が上がっていくRPGゲームみたいなものです。
なので、これから就職活動を始める方は心を折らずに少しずつでもいいから前進することが大切だと思いますよ。
ということでまずはとにかく行動をしましょう。
それでは今回はここまで。ありがとうございました。